旅行は心をリフレッシュさせてくれる最高の時間。
新しい景色、美味しい食事、現地の人とのふれあい……どれも日常では味わえない特別な体験です。
でも、年に7〜8回ほど旅行をするようになってから、「旅行=健康に良い」とは一概に言えないと感じるようになりました。
むしろ、体調管理の難しさや年齢による変化を痛感することも増えてきました。
本記事の内容
今回は、そんな旅行と健康の“意外な関係”について、私自身の体験をもとにお話ししたいと思います。
1. 若い頃は感じなかった“旅の疲れ”
20代の頃は、深夜バスや早朝便の飛行機でもへっちゃらで、予定を詰め込んでも全然平気でした。
でも30代後半になった今、旅の終盤になると足がだるくなったり、寝ても疲れが取れなかったり…。
「楽しいはずの旅行なのに、帰ってからの疲れがしんどい」と思うこともあります。
やっぱり体力や回復力って、年齢とともに確実に変わってくるんだなと実感しています。
2. 旅行中は“交感神経”が優位になりやすい
非日常のワクワク感で気づかないことも多いですが、旅行中って実はずっと交感神経が優位な状態なんですよね。
新しい土地での緊張やスケジュール通りに動こうとする焦り、人混みの中でのストレス…。
体はずっと緊張モードになっていて、旅先で寝つきが悪くなったり、体調を崩したりする原因にもなります。
「楽しい=リラックス」とは限らないというのは、旅行好きほど意外と見落としがちなポイントかもしれません。
3. 暴飲暴食・水分不足・移動疲れ…小さな積み重ねが体に出る
旅行中はどうしても食べ過ぎたり、普段よりお酒が増えたりしますよね。
楽しいからこそ、つい無意識に“やりすぎてしまう”ことも多くなります。
さらに、長時間の移動や歩きすぎ、水分不足など、小さなダメージが重なることで体調を崩しやすくなります。
「帰ってきたら体重が増えていた」とか「胃腸の調子が悪い」というのは、よくある話だと思います。
4. それでもやっぱり、旅行は“心の栄養”
体に多少の負担があったとしても、旅行がくれる「心の充電」は本当に大きいと感じています。
日常のストレスから解放されて、新しい景色や文化に触れることで、前向きな気持ちになれるんですよね。
「また頑張ろう」と自然と思えるようになるのは、旅行が持つ大きな力だと思います。
5. 普段の健康習慣が、旅先でも私を守ってくれる
無理がきかなくなってきた今、私が大切にしているのは「特別なことをする」よりも「日常のルーティンを崩さないこと」です。
・サプリやプロテインは普段から飲んでいるので、旅先でも自然と続いています。
健康のためというより、体のベースを整える感覚です。
・水分はこまめに補給。乾燥しやすい機内やホテルでは意識して水を飲んでいます。
・睡眠は削らない。無理なスケジュールは立てず、朝もゆっくりスタートするのが私のスタイルです。
・胃腸薬や常備薬は、海外では“お守り”としていつも持ち歩いています。
「旅先だから特別なことをする」のではなく、「普段通りをキープすること」が、結果的に一番の体調管理になると感じています。
6. おわりに
旅行は本当に楽しいものです。
でも、体や心の変化に気づけるようになってからは、健康との付き合い方も少しずつ変えてきました。
大切なのは、「楽しい旅を、無理なく、長く続けていくこと」。
これからも、自分のペースで、健康と旅のバランスを大切にしていきたいと思います。
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