※この記事はあくまで私自身の体験や考えに基づいて書いています。感じ方には個人差がありますので、ひとつの参考例として読んでいただけたら嬉しいです。
1. 情報があふれる今、なぜ“見抜く力”が必要か
SNS、YouTube、テレビ、TikTok…。
今の時代、誰でも発信できて、誰でも“それっぽい”ことが言えるようになりました。
でも本当に大事なのは、「なにを知っているか」よりも「なにを選ぶか」。
そしてその“選ぶ力”には、自分の中にある軸が必要になります。
2. フェイク動画や“それっぽい嘘”にご用心
最近よく耳にする「ディープフェイク」や「切り抜き動画」。
一見本当っぽく見える情報でも、巧妙に作られた嘘だったりします。
特にSNSでは、「驚き」や「共感」を呼ぶような投稿ほど拡散されやすく、
事実よりも“感情”が先に広がっていくことも。
だからこそ、「なんとなく信じてしまう」というクセに気づくことが、第一歩だと思っています。
3. 情報に流されやすい人の特徴とは
私も昔、何度も「信じて失敗した経験」があります。
以下のような傾向がある人は、少し立ち止まってみてもいいかもしれません。
- タイトルやサムネだけで判断してしまう
- 「みんなが言ってるから」と安心してしまう
- 情報を深く調べず、すぐ信じてしまう
- 自分に都合のいい情報だけを集めてしまう
4. 情報を正しく受け取る5つの習慣
情報の波に飲まれず、自分の軸で選ぶために、私が意識していることを紹介します。
- 情報源を確認する(誰が、なぜ発信しているのか?)
- 感情ではなく、事実で判断する(怒りや不安に引っ張られない)
- 賛成・反対どちらの意見にも目を通す
- “疑う”のではなく“確かめる”という視点を持つ
- すぐ信じず、一晩おいて考える時間を取る
5. 言葉の“真意”を感じ取る力も大切に
情報は「言葉」でも伝えられますが、
言葉には2種類あると思っています。
「右」「左」など、共通の認識がある言葉と、
「愛」「自由」「幸せ」など、人によって定義が違う言葉です。
だから私は、情報を見るときに、
その言葉の裏にある“想いや価値観”も感じ取るようにしています。
「この人は、どんな背景があって、なぜこの言葉を選んでいるんだろう?」
そんな視点を持つだけで、表面的な情報に惑わされにくくなると感じています。
6. 自分の実体験を得るまでは「架空の世界」
どんなに有益で信頼できる情報でも、
それが自分の中で腑に落ちるのは、“実体験を通したとき”だけです。
どれだけ絶賛されている旅行先でも、
どれだけ人気の健康法でも、
自分が実際に体験して、感じて、納得して初めて“リアル”になる。
それまでは、あくまで「他人の物語」にすぎないんです。
7. 私自身が選択してきた情報との向き合い方
たとえば、私は家を建てたとき、
「持ち家は資産だ」「いや負債だ」と、正反対の意見が飛び交う中で、
一度フラットに見て、自分の価値観やライフスタイルと照らし合わせて決断しました。
株式投資においても、
「S&P500はこれからも伸びる」「いやもう終わった」
といった両極端な意見をしっかり両方確認して、
調べて、考えて、自分で納得して判断してきました。
人の言葉をそのまま信じるのではなく、“自分で考えて決める”。
その積み重ねが、情報に流されない軸をつくってきたと感じています。
8. まとめ|“信じたいものだけ信じる”という人間のクセも受け入れながら
私たちは、**「自分が信じたいものだけを信じる」**というクセを、誰しも少なからず持っています。
それに気づき、自覚しているだけでも、情報との向き合い方は大きく変わります。
情報があふれるこの時代。
本当に必要なのは、「情報をたくさん持っていること」ではなく、
**“自分の感性と思考で取捨選択できること”**だと思います。
情報に振り回されるのではなく、
情報を活かして、自分らしい選択をしていく。
そんな時代の中で、私も引き続き、
“考えること”をやめずにいたいなと思っています。
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