株式投資を5年前に始めた私のリアルな話|不安と迷いの中で得た学び

s&p500

※この記事はあくまで私自身の体験談です。感じ方には個人差がありますので、一つの参考例として読んでいただけたら嬉しいです。


はじめに

私は今から5年前、株式投資を始めました。
当時、事業はかなり順調に回っていて、正直「このまましばらくは安泰かな」と思えるくらいでした。でも、どこか感覚的に「これが永遠に続くわけじゃない」と思っていて——。
将来への備えや、資産の分散のために、株式投資という選択肢に目を向けるようになったのが最初の一歩でした。


投資を始めた当時のこと

周囲に投資している人は皆無だった

当時、株式投資をしている知人はまわりに一人もいませんでした。
相談相手もおらず、情報も限られていたので、私はひたすら自分で本を読み漁って勉強していました。
今でこそYouTubeで投資情報を発信している人はたくさんいますが、当時はまだそんなに目立っていなかった印象があります。

参考になった本

初心者として特に参考になったのが、バフェット太郎さんたぱぞうさんの書籍でした。

  • バフェット太郎さんの本では、米国高配当株への長期投資戦略がとてもわかりやすく説明されており、「資産を育てる」という感覚を初めて学びました。
  • たぱぞうさんは、インデックス投資の重要性を丁寧に解説していて、リスクと向き合いながら資産形成することの意味を教えてくれました。

コロナショックの中で初めて買った銘柄

私が実際に投資を始めたタイミングは、まさにコロナショックで株価が大きく下落していた時期でした。
不安な気持ちもありましたが、逆に「今がチャンスかもしれない」と思って、思い切って買ったのを覚えています。

最初に購入した銘柄

  • マクドナルド(MCD)
  • コカ・コーラ(KO)
  • P&G(PG)
  • IBM(IBM)
  • 3M(MMM)

そして、インデックス投資として楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)も購入しました。


初心者ゆえの焦りと手広さ

最初のうちはとにかく不安が大きくて、「本当にこれでいいのかな?」と悩みながら投資していました。
やっぱり、どこかで「早く成果を出したい」「値上がりする銘柄を持ちたい」という欲もあって、いろいろな銘柄やインデックスに手を出しました。

その中には、iFreeNEXT FANG+インデックスのような、値上がり期待の高い投資商品も含まれていました。
当時は成長株ブームもあって、「これが正解なんじゃないか」と思っていたのも正直なところです。


日本株にもチャレンジ

その後、米国株だけでなく日本株についても勉強を始めて、実際に日本株への投資も始めました。
アメリカと日本では投資文化も株主還元も違っていて、改めて学ぶことの多さを実感しました。


5年間続けて見えてきたこと

R > Gを実感した瞬間

投資の世界には「R > G(資本収益率は経済成長率を上回る)」という考え方があります。
簡単に言えば、労働で得られる収入よりも、投資など資本から得られる収入の方が増えるスピードが速いということ。

最初は投資金額が小さかったこともあり、あまり実感はありませんでした。
でも、5年という時間をかけて資産が大きくなってくると、「ああ、これは本当だな」と強く感じるようになりました。

労働だけで豊かになるのは難しい

もちろん、働くことは大切です。
でも、労働だけでお金持ちになるというのは現実的にかなり厳しいと感じています。
だからこそ、資産所得——つまり、資産から生まれるお金の流れを作ることが本当に重要だと、今は思っています。


株式投資に感じる「もう一つのリスク」

株式投資には当然リスクがあります。
でも、私はこうも思っています。

やらないこともまた、リスクである。

機会損失という言葉があるように、「投資をしなかったことで得られたかもしれないリターンを逃す」こともまた、一つのリスクです。
だから私は、「投資はリスクがあるからやるべきだ」とは言いません。
でも、みんなやった方がいいとは思う。
少なくとも、何か一歩踏み出すだけで、見える景色が変わってくる——そんな体験を、私は5年間で得ることができました。


おわりに

この記事は、私が株式投資を始めてからの5年間のリアルな記録です。
あくまで一つの体験談にすぎませんが、もしこれから投資を始めようとしている人がいたら、何かの参考になればうれしいです。


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