※この記事は、私自身の投資経験をもとに書いています。感じ方や考え方は人それぞれですので、あくまで一つの参考例としてお読みください。
はじめに
投資というのは「これが正解」という答えがあるわけではなく、目的や資産状況によって選ぶ方法は人それぞれです。
この記事は、あくまで私の考え方の一例としてお読みください。
私は日本で暮らしていることもあり、米国株だけでなく日本株にも投資しています。
一番の理由は「為替リスクを抑えたい」からです。
株と為替だけの関係で見れば、日本株は為替の影響を直接受けないため、安心感があります。
しかし、実際には「日本株=全く為替の影響を受けない」というわけではありません。
今回は、その理由と私なりの考え方をまとめます。
為替リスクとは?
為替リスクとは、外貨と円の交換レートが変動することで資産価値が上下するリスクのことです。
例えば米国株の場合、
- 株価が上がっても円高になれば、円に換算した評価額は減る
- 株価が下がって円高になると「株安+円高」のダブルパンチになる
このように、外国株は株価と為替の両方の影響を受けます。
日本株は為替リスクがない?
日本株は円建てで取引されるため、米国株のように「ドル→円」の換算がありません。
そのため、株と為替だけの関係で見れば、為替リスクは基本的にありません。
配当金も円で受け取れるため、生活費や将来の出費が円ベースである私たちにとっては扱いやすい資産です。
それでも為替の影響を受けることがある
ここが少しややこしいところです。
株と為替だけで考えれば日本株は為替リスクがないと言えますが、企業の業績という視点を入れると話は変わります。
例えば…
- 自動車メーカーや電子部品メーカーなど、海外での売上が多い企業は円高になると利益が減る
- 逆に、原材料を輸入している企業は円高でコストが下がる
つまり、株価は企業業績によってなどでも動くため、間接的に為替の影響を受ける可能性があるのです。
私の投資スタンス
私は米国株と日本株をどちらも保有していますが、
- 米国株 → 成長性・世界分散のため
- 日本株 → 為替リスクを抑えた安定資産として
このように役割を分けています。
米国株だけのときに感じた「為替変動のストレス」が、日本株を持つことでかなり減りました。
まとめ
- 日本株は円建てで取引されるため、株と為替だけで見れば為替リスクはない
- ただし、企業の業績を通じて間接的に為替の影響を受けることはある
- 日本在住であれば、生活通貨の円で持てる日本株は資産の一部として有効
米国株だけでなく、日本株も組み合わせることで、為替変動による資産のブレを抑えることができます。
初心者向けにできるだけわかりやすく書きましたが、もしわからない点やもっと知りたい部分があれば、コメント欄やお問い合わせからお気軽にお知らせください。できる限りお答えします。
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