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生活が苦しいと感じたら|最初に見直したい固定費5つと家計改善の順番

お金・投資
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毎日きちんと働いているのに、お金が残らない。節約しているつもりなのに、食料品や光熱費を払うと余裕がなくなる——。私自身も自営業で収入を得るなかで、物価や経費の上昇に対して、収入は同じようには増えない苦しさを感じています。

先にお伝えしたいのは、生活が苦しいからといって、すべてが本人の努力不足ではないということです。ただ、家計を守るために自分で動ける部分もあります。この記事では、食費を細かく削る前に確認したい固定費と、私が考える見直しの順番をまとめます。

先に結論
①家計を把握する → ②固定費を見直す → ③生活防衛資金を作る → ④収入源を増やす → ⑤余裕資金で投資、の順番がおすすめです。苦しいときに、いきなり投資で取り返そうとする必要はありません。

給料が上がらないのに生活が苦しいのはなぜ?

給料の金額だけを見ると増えていても、物価がそれ以上に上がれば、実際に買える物やサービスは減ります。これを表すのが「実質賃金」です。

厚生労働省の2025年分確報では、実質賃金は「持家の帰属家賃を除く総合」で前年比1.3%減、「総合」で0.8%減でした。一方、総務省統計局の2025年平均では、消費者物価指数の総合は前年比3.2%上昇しています。

つまり、賃金が増えても物価上昇に追いつかなければ、生活が苦しくなるのは不自然ではありません。自営業やフリーランスの場合は、材料費・光熱費・ガソリン代などの上昇を、すぐ販売価格へ反映できないこともあります。

最初にすること|1か月の家計を3つに分ける

節約を始める前に、直近1か月の明細を見て、支出を次の3種類に分けます。完璧な家計簿を作る必要はありません。クレジットカード、銀行口座、スマホ決済の履歴を見れば十分です。

支出考え方
固定費住居、通信、保険、サブスク一度見直すと効果が続きやすい
変動費食費、日用品、交際費無理に削ると続きにくい
臨時支出税金、車検、旅行、家電月割りで積み立てて備える

毎月の赤字を「食費を我慢する」だけで埋めようとすると疲れてしまいます。まずは、生活の満足度をあまり下げずに削減効果が続く固定費から確認します。

固定費を見直す5つの順番

1.使っていないサブスク

動画・音楽・アプリ・オンラインサービスなどを一覧にして、直近1か月に使わなかったものを止めます。月1,000円でも、1年間なら12,000円です。「いつか使うかも」ではなく、必要になったら再契約する考え方で十分です。

2.スマホ料金

毎月使うデータ量と通話時間を確認し、契約中のプランが大きすぎないか見直します。私はauや格安SIMも使ったうえでahamoを選びましたが、全員にahamoが最安というわけではありません。自宅のWi-Fi利用が多い方や通話をほとんどしない方は、別の小容量プランが合う場合もあります。

3.生命保険

保険は、安ければよいわけでも、たくさん入れば安心というわけでもありません。扶養家族、貯蓄、公的保障、住宅ローンの団体信用生命保険などを確認し、「誰のために、いくら必要か」を整理します。よく分からないまま解約せず、保障内容を確認してから判断してください。

4.住宅費と住宅ローン

家賃や住宅ローンは家計への影響が大きい支出です。ただし、引っ越し・借り換え・繰り上げ返済には費用やデメリットもあります。金利だけで急いで判断せず、残高、残り期間、手数料、住宅ローン控除、手元資金を含めて比較します。

5.電気・ガス・車

電気・ガスは、現在の契約容量、セット割、解約条件、燃料費調整額などを確認します。車はローンだけでなく、保険・税金・車検・駐車場・ガソリン代を年間で計算すると、実際の負担が見えます。地方では車が生活必需品の場合もあるため、無理に手放すのではなく、保険や利用台数から見直します。

固定費を見直した後にすること

生活防衛資金を作る

病気、失業、売上減、家電の故障などに備える現金を確保します。必要額は家族構成や働き方で変わりますが、まずは「突然の出費で借金をしなくて済む金額」を小さく作り、そこから生活費の数か月分を目標に増やす方法が現実的です。

収入源を少しずつ増やす

節約だけには限界があります。勤務先での手当や昇給条件を確認する、経験を生かせる副業を試す、転職市場で自分の条件を調べるなど、小さく動くことも選択肢です。私はブログを続けていますが、すぐに安定収入になるものではありません。初期費用の高い副業や「簡単に稼げる」という話には注意が必要です。

投資は余裕資金で始める

投資は将来の資産形成には役立ちますが、今月の生活費を増やす方法ではありません。借金がある、毎月赤字、生活防衛資金がない状態なら、家計改善を優先します。余裕資金ができた後に、長期・積立・分散を基本に検討します。

生活が苦しいときに避けたいこと

  • リボ払いで毎月の支払額だけを小さくする
  • 生活費や借入金を投資へ回す
  • 内容を確認せず保険をすべて解約する
  • 食事や医療など必要な支出から削る
  • 短期間で稼げるという高額な副業教材を買う

支払いがすでに難しい場合は、新たな借入れで先延ばしにせず、自治体の相談窓口や法テラスなど公的・専門的な窓口へ早めに相談することも大切です。

まとめ|食費を削る前に固定費を確認しよう

物価上昇が続くなかで、働いても生活が苦しいと感じることは、本人の努力不足だけでは説明できません。だからこそ、自分を責めるより、変えやすく効果が続きやすい支出から順番に確認することが大切です。

  1. 1か月の支出を固定費・変動費・臨時支出に分ける
  2. サブスク、スマホ、保険、住宅費、光熱費の順に確認する
  3. 生活防衛資金を作る
  4. 無理のない方法で収入源を増やす
  5. 余裕ができてから投資を検討する

全部を一度に変える必要はありません。今日は使っていないサブスクを1つ確認する、明日はスマホの利用量を見る——そのくらいの小さな一歩で十分です。

※本記事は一般的な家計見直しの考え方と筆者の体験を紹介するもので、特定の金融商品や契約を勧めるものではありません。契約変更・解約・投資は、ご自身の状況と最新の公式情報を確認したうえで判断してください。

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